20代道産子OLの酒・食・旅

20代後半、仕事に疲れつつも食やお酒や旅やキャンプを楽しみたい。

晩成温泉キャンプ場に行った話

今回は昨年の夏に初めてソロキャンプに行った話。

2019.8.24〜25に行った時のことです。

ソロキャンプを始めようと思ったきっかけなんかはまたいずれ書きます。

 

晩成温泉

北海道大樹町に位置する、太平洋に面した温泉です。

海を見ながら入ることができる贅沢なこの温泉は全国でも珍しいヨード泉です。

(※ヨード泉はヨウ素を多く含む泉質のことで、イソジンうがい薬に用いられている成分らしい。)

本当にイソジンみたいな色の温泉で最初見た時はびっくりします。

香りもなんとなくイソジンっぽい。

 

晩成温泉キャンプ場

正確に言うとキャンプ場じゃないです。

晩成温泉の横の空いている草地で、入浴料500円を払うとキャンプしていいよ〜、という仕組み。

温泉で「キャンプしたいです」と伝えると、キャンプの受付をしてもらえます。

温泉の横に泊まっておきながら、温泉に入らない人はいないと思うので…

実質キャンプ代はタダみたいなもんです!

太平洋の絶景を見渡せるにも関わらず500円の入浴料のみ…

贅沢だったなあ〜

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キャンプ場所の草地は乗り物の乗り入れは禁止です。

ただ、駐車スペースがすぐ横なので、よほどど真ん中にテントを張らなければ荷物の搬入には困らないと思います。

わたしも車の真横にテントを張ることができて快適でした。

 

唯一女の人がしんどいかもしれないのがトイレ!

温泉の営業中はいいんです…温泉のトイレが利用できます。

問題は温泉が閉まっている時間。

簡易水洗トイレだけなんですよね…これがなかなか厳しい。

一回だけ利用しましたが、お世辞にも綺麗とは言えなかった…

外に置いてる簡易水洗だから仕方ないけど…!

潔癖な人、臭いに敏感な人にはつらいかもしれません。

 

焚き火も焚き火台を使えばすることができますが、薪の販売はしておらず、また、薪として使えそうな枝も近くにはありませんでした。

焚き火をしたい方は事前に薪を準備してから行った方が良さそうです。

 

キャンプ中の過ごし方

昼過ぎに到着してまずは受付。

温泉の受付でキャンプについての説明を受けたあと、隣のキャンプ地でテントを張りました。

海が見える方向にテントを張ったんですが、みほぼみなさんその方向にテントを張ってました。

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テントを張り終えてからしばらくはリクライニングチェアでだらだら。

資格試験1ヶ月前でしたので、問題集を読んでいました。笑

キャンプ中の過ごし方は人それぞれだと思いますが、わたしは本を読んだり、料理の準備をしたりすることが多いです。

晩成温泉に行った時はまだ焚き火をする道具を持っていなかったので焚き火の準備もする必要がありませんでした。

 

御飯に関しては手抜きしました笑

家に余っていた挽肉やトマトを持っていってタコライス風炒飯を…

朝ご飯はウインナーを焼いて目玉焼きです。

ご飯は炊くのもめんどくさくてパックご飯でした…笑

どんな手抜きご飯でも外で食べると美味しいものです。

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8月の終わり頃に行きましたが、夜は海沿いなこともあってなかなか寒い!

マウンテンパーカーを持って行きましたが正解でした。

ビールを一缶飲みましたが、寒くてそれ以上飲む気にはなりませんでした…

ホットコーヒーを夜一杯淹れましたが、海の音を聞き、星空を眺めながら飲むコーヒーはとても美味しかったです。

 

就寝時気になるのは海の音くらいです。

ツーリングの方が圧倒的に多いので、夜に着く方がいるとバイクの音がしますが真夜中に来た人はいなかったため、気になりませんでした。

 

できごと

このキャンプ、初めてのソロキャンプという意味でも印象深いのですが、それ以外にも印象に残ったできごとがあります。

 

それは、1週間程晩成温泉でキャンプをしているというおじさまに話しかけられたこと!

その方は本州から毎年晩成温泉にバイクで来ているとのことでした。

わたし以外にも数人に声を掛けていたようで、「後ろのお兄ちゃんはどこから」「あのお兄ちゃんは自転車できている」といった情報を教えてくれたり…笑

わたしが作っているご飯を興味津々で眺めたり、どこからきたのか、1人はすごいなとひとしきり会話を楽しみました。

 

びっくりしたのは次の日の朝!

朝ご飯を作っていたら「お姉さん、今日は何を作っているの〜」と声をかけられました。

顔を上げると、その方の手には魚の半身!!

「俺はこれからこの魚を干物にするんだ」と…

タープの紐に吊るしてました…

 

初ソロキャンは楽しかった

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1人は不安もありましたが、1人だったからこその出会いもあったように思います。

また、一緒に行く人がいないのでどこまでも自由です。

イライラすることもありません笑

温泉の横を選んだおかげで、2回も温泉に入れたし。

帰りには大樹町の道の駅にも寄りましたが、大樹町で作られているチーズがたくさん売っていました!

わたしはあまり周りの人とコミュニケーションを取るタイプではないですが、ツーリングで道外から来ている方も多いキャンプ地ですし、温泉も真横なので是非足を運んでみて欲しいです。